Wonsuh Song Ph.D.

地理をもっと面白く。

自然地理学・地形学を基盤に、自然環境と人間社会の関係を教育研究している地理学者です。米国で生まれ、韓国で育ち、2002年に日本政府(文部科学省)国費留学生として来日後、筑波大学大学院生命環境科学研究科で博士(理学)の学位を取得しました。日本語・韓国語・英語を用いながら、日本の大学で20年以上にわたり教育研究に携わっています。

研究では、岩石風化、地形形成、文化遺産保存、水資源、干ばつ、農業、山火事などを対象に、自然環境の変化を人間社会、地域、文化、災害リスクとの関係から考察してきました。近年は、カリフォルニア州における水資源、農業、干ばつ、山火事の相互関係に注目し、自然地理学と環境地理学の視点から研究を進めています。

教育では、自然地理学、地理学、地誌学、地球環境論、国際理解教育、教員養成関連科目を担当し、学生が地域と世界、自然環境と人間社会を結びつけて理解する力を育成することを重視しています。英語による専門科目の担当、海外大学とのオンライン討論、英国研修の引率、大使館関係者を招いた特別講義などを通じて、学生の国際的視野と社会的発信力を高める教育にも取り組んできました。

また、新聞・オンラインメディア・YouTube等を通じて、地理学、教育、国際理解、日本社会に関する知見を一般社会に向けて発信しています。専門的な知識をわかりやすく社会に伝え、次世代の学生が自ら考え、表現し、行動する力を育てることを目指しています。